"#ファインダー越しの私の世界(笑)"
どうも
えのきです。
二回目のエントリーなのに、
有名タグ煽っていくタイトルですみません。
今日はタイトル通り、ファインダーにまつわるお話です。
あ、そうそうその前に、このブログは基本
「カメラなんか触ったことねーよ。でも知識欲は人一倍あるよ!!」
な感じの人向けです。
なのでほとんどの人には当たり前の知識についてもできるだけ詳しく書くので、短気な方は適当にスクロールしてください。
じゃあ今日のテーマ。
ファインダーね。
端的にいうとカメラに付いてる、のぞき穴のことです。
みなさんもスマホで写真撮るとき、あたり前のように液晶画面見ますよね?
実はそれもファインダーの一つです。
要は撮影したい光景とかが、撮る前に概ねわかる装置のことです。
スマホなら失敗したら消せばいい訳だけど、
フィルムカメラにとっては、撮影前に撮影できる光景が分からないとらないとそれはもう不便なわけです。失敗したかどうかもフィルムだと正確にはその場でわからないので。
そんなわけで、フィルムカメラからスマホまで、古今東西ほとんどのカメラにはファインダーが付いています。(付いてないのもドイツ製とかコシナ製とかにあります。)
んで、これだけ長いカメラの歴史の中で、いろんな形式のファインダーが生まれてきた訳ですが、今日は皆さんにとっても聞き馴染みのある"一眼レフカメラ"のファインダーについてつらつらと。(ここまでが前置きです。)
一眼レフ。
かっこいいよね一眼レフ。語感が。響きが。
皆さんが一眼レフと聞いて想像するのはたぶんこんな感じのはず↓
大丈夫。恐れることも引くこともない。
この雑に赤く囲った部分がこのカメラのファインダー部分です。
よくある顔にくっつけて穴を覗くスタイルのやつね。
(アイレベルファインダーという形式です。別に覚えなくてもいいです。)
んでこのカメラ(Nikon のFM3a って機種です。そのうち詳しく紹介します。)を始め、大体のカメラは基本ファインダーが固定式です。
「んん??固定式??じゃあ可動式もあるんか??」
あります。交換式っていいます。
たとえばまたまたNikonのF3。(ジウジアーロのデザインいいよね。)
長いこと売ってた(1980~2000年らへん。たしか。)名機と呼び声高いカメラなんですが、こいつは交換式です。(こいつもそのうち詳しく紹介します。)
ここを↓
両側とも指でつかんで、画面奥側に押しつつ↓
上に引っ張ると取れます。
つぎはこいつ。
ぼくが個人的に世界一かっこよくて気持ちいいと思ってるカメラ
PENTAX LX(こいつもいつか以下略)
( テープ貼ってるけど敢えてなので、ツッコまないように)
こいつも交換式です。
↓
ボタンのところ押しながら、レバーを向かって右にひねると
↓
手前にスライドするように外れます。
今日の最後
PENTAX 67Ⅱ(以下略)
ひときわデカくて目立つこいつも交換式です。
(似たカメラに、PENTAX6×7やPENTAX67がありますが、以下の操作とは違うので気を付けてください。)
ファインダーの両横にくるくる動くパーツがあるので、それをこの雑な画像のように画面手前側に回します。
↓
そうするとこのように赤い指標が合わさるポイントでくるくるが止まるので、そこでカメラに向かって押し込むと、「カチっ」という音と同時にファインダーが外れます。(少し浮きます。)
こんな感じです。
「で?外れるからなんなの??」
交換ができます。(簡潔)
ファインダーの形式のひとつにウエストレベルファインダーというものがあります。
要は、上からのぞくスタイルです。
デジタルではほとんど存在しないフィルムカメラ、それも一眼レフだけに許された独特のファインダーだと思っていただいて基本的にかまいません。
左右逆像になったりとか慣れないとなかなか難しいところもありますが、低い位置にあるお花とか撮ったりするときに役立ちます。
あと経験上、ウエストレベルだと、野良猫があまり逃げません。
上記で登場したアイレベルファインダーとは違い、カメラの中にあるスリガラスを直接覗いたり、ルーペで覗いたりする形式です。(長くなるしネタ切れ対策にもなるので、カメラの構造についてはまたいつか)
文字にすると
「ふーんそんだけか。交換する手間かけるほどのメリットないな。」
って思われるかもしれませんが、
スリガラス(スクリーン)に映る光景、
ファインダー越しの世界は他のファインダーにはない美しさがあります。
まるで自分だけの映画がそこにリアルタイムで流れているかのような感じです。
僕がフィルムカメラをやる理由のひとつが、この美しさにあるのだと思います。
言葉では説明しきれないので、雑ですがご参考までにどんな感じの光景かスマホ写真とかスマホ動画を見てってくだい。それでは今日はこれにて。