今日も悶々文

「もんもんもん」と読んでください。カメラやその周辺、その他諸々物欲にまみれた日常を綴ります。銀塩成分多め。

フィルムで撮ったその後は…?その②

どうもみなさん。ようやく吹き出しをおぼえたえのきです

 

 

さっそく三日坊主気味で申し訳ありません。

(下書きに失敗してこの記事を書くのは3回目です。)

 

さて先日ツイッターで記事についてどんな内容なら需要があるかアンケートを取りましが、、、、

 

 

安心してください。僕はフィルム初心者の味方です。

アンケ結果など無視して、今日はフィルム鑑賞の際にオススメのルーペやライトボックス、その他整理の時にあると役に立つ道具を紹介します!!!

 

 

 

 

まずルーペの話から。

前回の記事で、フィルム原版の鑑賞にはルーペが必要で

ルーペの倍率の違いによる見え方の差について少し触れました。

 

ルーペの必要性はなんとなくわかったけど、
何個も買う気はないから一個でいろいろ使えるオールラウンダーおしえてくれや

 

 

 

結論から言いますね。

"PEAK アナスチグマットルーペ ×4”

にしときましょう。

型番は【1990-4】です。

メーカーのHP↓

http://www.peak.co.jp/index0.html

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こんな見た目です。縞模様のゼブラ風鏡筒が某舶来オールドレンズみたいでかっこいいですよね。

 

このルーペは、『良いルーペはどれか?』みたいな話題となると、確実にあげられるほど、昔から定評のあるルーペです。

 元々マイクロフィルムの原稿さがし用に開発されたルーペですが、その性能の良さから、プロラボ等、写真業界のデファクトスタンダードともいえる存在です。

 

そんな諸先輩が散々オススメしてきたルーペをあえて僕もお勧めする主な理由は以下の通りです。

 

①入手性がよく、新品で買える。しかも適正価格(2018年6月現在)

②とにかく見え味が良い。広視野。

③倍率が程よい(4倍)

 

 

 

 

 

まず①の入手性ですが、

もうこれが一番の理由といっても過言ではありません。

正直斜陽産業であるフィルム業界。ルーペを含むその周辺アクセサリーについても、かつて名品と讃えられた品の数々が生産終了している昨今。

 

そうして、当然中古から探すとなると、付属品の欠品があったり、劣化により本来の性能を発揮できていない品も当然ながらあります。鑑賞のための最初の一本にそんなルーペを引いてしまうかもしれないのはとても残念だと思います。

 

そんな状況にあって新品で買えるというだけでも十分価値があります。

 

ちなみに新品はヨ〇バシ価格で16,000円前後です。

日本製の光学製品、それも見えは最上級、そう考えると適正価格、むしろ破格だと思いますよね?、、、、、、、、、、ね??

(ちなみに海外製同等クラスだと3万円前後します)

 

 

ただ、

たかがルーペにそんな金かけられるか!!!

 という方もご安心ください。

 

さすが昔からの定番品。ヤ〇オクにごろごろ転がっています。

中古で探される方は付属品の欠品にお気を付けください。

新品時に付属するのは以下の通りです。

 

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まず、ルーペ本体。外光の採光用にレンズ周りが半透明になっています。

 

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次に基本のフード黒。ライトボックス使用時に余計な外光を遮光して見えやすくする効果があります。

 

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あと透明フード。反射原稿(プリント写真とか絵画、新聞)を鑑賞する時にお使いください。

 

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 フード先端に付けられるスケール。原稿内のサイズ比較等に便利です。

(これだけは欠品していても後から別途購入しやすいです)

 

中古購入の際に参考にしてください。大体5~6,000円 で満足する品が手に入ると思います。

 

 

 

次に②の見え味についてですが、

これは誰も不満はないと思います。

どんなプロラボにも大抵1つは置いてあることからも実力は折り紙つき。

歪みは皆無で、色収差も画面周辺に至るまで気づけないレベル、変に色転びすることもなく、解像度も申し分なし。そしてなにより広大な視界。

 

●視野の例↓

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(歪んだり、周辺に色づきが見えますが、スマホ産廃レンズを通しているためです。実際はもっと「しゃんと」した見え方です。)

 

 

 

 

そして③の倍率の程よさ ですが、

これは前回書いたとおり、

鑑賞用には3~4倍(せいぜい5倍)が視界の面でも適正といえるからです。

7~10倍の高倍率のルーペは視野が狭く鑑賞は難しいです。

 

撮影後にどうしようもないピントチェックなど今は考えず、フィルム鑑賞をとりあえずは楽しんでください。

 

 

 

 

 

 

これらの面でPEAK アナスチグマットルーペ ×4

は他のあらゆるルーペの評価指標ともなるポテンシャルをもった逸品ですので、

とりあえずこれを最初の一本にいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

さて、1つのルーペについてここまで(3回も書き直しで)書いて、疲れたので今日はここまで。

 

 

ピントチェック用も知りたい!!とか

もっと安いの!!とか

もっと広視野!!とか

おれはPENTAXしか信じない!!とか

クールな舶来品以外興味ないね、、

 

みたいな方々の為に

 

ルーペの話はとっておきます。

 

 

 

 

次回は、ライトボックス&写真整理の際のおすすめグッズについて書きます。

 

 

 

本日も最後までありがとうございました~

 

 

~~その③に続く~~